プロコーチがこっそり教える「プロコーチへの道のり」

プロコーチに必要だと私が考えるスキルや思考、人間性など、私の実体験をふまえて説明しています。

自己紹介②(中学校中盤〜中学校最後)

みなさんこんばんはー!

Coach-Tです!

今日は祝3回目のブログです!!

(まだたった3回目だよ!祝じゃねーよ笑)

前回は自己紹介として自分の経歴をミニバス〜中学生前半まで書きました。

今日はその続きを書いていきます。

前回は「発言力」という言葉が出てきました。僕は今でもこの「発言力」がコーチにとって重要なキーワードだと考えています。

発言力」は自分で手に入れる事も誰かから与えられる事も、そして誰かに奪われることもあります。僕は与えられたことも、奪われたこともあります。詳しことはまた今度!できることなら与える人間になりたいですね。

今日は中学生中盤からについて書いていきます。中学生のCoach-T少年にどんなことが待ち構えているのか!最後までお付き合いくださいね。

今回も記者会見風に進めていきます。

(いやいや!いい加減普通にブログ書けよ笑)

 

登場人物は僕(Coach-T)と記者(インタビュアー)です。記者ってなんか可哀想だからいつか名前つけてあげよっ笑

(いらん!名前は絶対いらん!!)

 

 

記者(以後は記):こんばんは。Coach-Tさん。前回は、中学生の時あまり練習しなかったというところで終わりましたね。でも最後に何か意味深な感じで終わりました。中学校に何があったのか、それともCoach-Tさん自身に何か大きな転機が訪れたのか、お話聞けるのが楽しみです。

 

Coach-T(以後はC):本日もよろしくお願いします!そうでしたね笑最後はそれが。。。なんて意味深なこと言って終わりましたね。

 

記:はい!その続きを聞かせてください。練習しないチームがどうなったのかすごく気になります。そこに何か今のCoach-Tさんに繋がるものがあるのではないかと。

 

C:繋がるかどうかはわかりませんが、すごく良い経験をさせてもらいました。僕は雑誌を読んで全国大会に出ている人に憧れてたということは前回話しましたよね。本当に雲の上の存在の人で、漫画の中の世界だと思っていました。もちろん自分がその場に立つイメージなんて全くありませんでした。それが。。。

 

記:それが。。。ってことはまさか?

 

C:そう!そのまさかなんです!僕全国大会に出ちゃいました!全く練習しないチームが笑

 

記:えぇっ!すごいっ!!どんなマジックを使ったんですか?あっ!そこにコーチングのヒントが隠されているんですね。

 

C:いえいえ!全くです笑気づいたら、市大会を勝ち上がり、県大会、○○○地区大会を勝ち上がり全国大会までたどり着きました。勝てた大きな理由の1つは高身長の選手が多かったことですね。成長期にみんな急激に大きくなっちゃったんです笑僕も当時は180cm以上ありましたし、僕よりも大きな選手が他に4人もいました。中学生でこんなに大きなチームは他にありませんよね笑

 

記:大きいですね!確かにバスケットにとって高さは最大の武器と言われていますが、流石にそれだけで全国大会は無理でしょ。他にも何かあったとしか思えませんよ。

 

C:そうですね!今思えばなんですが、当時の僕たちは目標も欲も何もなく、部活だからやらなくてはいけないと思ってバスケットをやってました。もちろん楽しいからやってるってことが大前提ですよ。でも目標もないし、勝ちたい!全国大会に出たい!なんていう欲がなかった。だから練習に意味を感じない。つまりは練習する意欲がない。だから練習しない。という悪い連鎖にハマっていました。

 

記:確かにそうですよね!目標がなければ自主的に動けないですよね。

 

C:それが最初の大会の決勝戦で敗戦して、僕たちの中に勝ちたい!という欲ができたんです。その相手は冬の大会(新人戦?)で○○○地区で優勝したチームでした。もちろん雑誌にも大きく取り上げられていたので、こんなに近くにこんなにすごいチームがあるなんてすごいな!と思っていました。そんな凄い相手に善戦できたんです。最初はまぐれだよって周囲から言われていましたし、僕たち自身も善戦できたことに満足して、周りの評価を受け入れていました。次の市大会の決勝でもまたそのチームと戦い、善戦はしましたが敗戦しました。その時にはっきり覚えている感覚があります。「悔しい!」「勝ちたい!!」強く思いました。つい数日前まで善戦して喜んでた僕たちが、同じチームに負けて悔しいと感じたんです。

 

記:欲が出てきたということですね!

 

C:そうです!欲が出たんです。その欲が僕たちを大きく変えたんだと思います。市大会が終わってから、僕たちは必死に練習しました。今まで練習してこなかったからメニューとか戦術とか全くわからなかったけど、キャプテンを中心にみんなで話し合いながら練習をしました。それがよかったんだと思います。勝つために自分たちで考えた!ここがポイントだと思います。僕たちが頑張っているのを知ってくれたOBたちが毎日のように来てくれたり、近くに強豪高校があったんですが、OBたちが動いてくれてその高校と練習試合をさせてもらったり、練習の環境も大きく変わりました。僕たちの頑張りで周囲の人が動いてくれたんです。すごく嬉しかったのをいまでも覚えています。人が動いてくれる。それは「発言力」につながると思うんです。

 

記:今まで練習に意味を感じなかったが、欲が出たことで意味が生まれ、自主的な行動へと変化したんですね。前回のブログでも出ていた「発言力」という言葉がここでも出てきましたね。

 

C:「発言力」とは単に言葉だけではないと僕は思っています。記者さんも自分の人生を思い返して見てください。この人みたいになりたいな!この人のために何かしてあげたいな!と思って行動したことありませんか?例えば有名なプロスポーツ選手の言葉に励まされてポジティブになることもその1つだと思います(ネガティブからポジティブに行動を変えることができた)。特にイチロー選手のように、目標に向かって自分の行動を常に律している人の言葉は、多くの人の心を打ちます。派手な生活をしている芸能人やプロスポーツ選手の言葉も同じですよね。あの人みたいにカッコイイ人生を送りたい!あの人になりたい!そう思ってその人の外見を真似たりすることも同じです。言葉で伝えなくても、誰かの行動を変えるという点で「発言力」を持っていることになります。

 

記:なるほど。。。私もモテたくてカッコイイ俳優さんを真似ていた時期がありました笑でもそれって逆の場合もありますよね。あの人みたいにはなりたくないとか、あなたに言われたくないとか?

 

C:鋭い質問ですね!もちろんです。俗に言う反面教師というやつですね。校則にすごく厳しい先生に校則違反だと身だしなみを注意されても、その先生に寝癖がついていたり、ヒゲが無造作に伸びていたりなど清潔感がなかったら、その人の言葉は心に響かないですよね。コーチも同じです。例えば練習中に「ハードワークしろ!」と言ってる本人が椅子に座ってたら?「ウエイトトレーニングしろ!」と言ってる本人の体型が崩れてたら?あなたに言われたくない!って思いますよね。

 

記:うんうん。そう思いますね!

 

C:「発言力」の前には必ず行動が伴います。つまりは「発言力」を自分で手に入れたかったら、それに見合った行動を常にしなければならないということです。コーチとして私は最も大事にしていることですね。もう少し先の話になりますが、こんな大事なことを僕は忘れてしまう時期があるんですよね笑そしてさらにその後、それを思い出させてくれる特別な人との出会いがありました。それはもっと先の話になるんで、Coach-T少年に戻りましょう笑

 

記:素晴らしい話が聞けていい記事が書けそうです!Coach-T少年の県大会はどんな展開が待っているのか楽しみですね!

 

C:ちゃんと書いてくださいよー笑県大会は簡単ではありませんでした。その中学校と対戦するには決勝までいかなくてはいけない。途中で負けたらもう2度と戦えない。初めてプレッシャーを感じて戦いましたね。でも、練習した僕たちは確実に強くなっていました。危なげなく決勝まで駆け抜けました。そして3度目の対戦。結果は。。。敗戦しました。でも、僕たちは落ち込むのではなく、手応えを感じました。点差が縮まったかどうかは覚えていませんが、確実な手応えを感じていて、次の対戦に向けて行動ができました。

 

記:ついに○○○地区大会ですね!流石にここまでくると簡単には勝てませんよね!各県の1位、2位が出揃うわけですから。

 

C:そう思いますよね!正直僕もそう思っていました。このレベルの大会までくると雑誌に載っているチームしかいないんですから、僕の中には対戦できる嬉しさの反面、こんな人たちに僕のプレーは通用するのか。。。って不安もありました。いや、不安の方が強かったですね。でもね、雑誌を読んでたのはチームの中で僕だけだったんです。つまりはみんな今自分がいるポジションがどれだけ凄いのかとか、対戦相手がどれだけ強いのかとか、全くの無知だったんです。無知ってすごいですよね。気負いがないというか、ネガティブな発想が少ないというか、とにかく思いっきり行動できるんです。そして無知な僕らは決勝まで進みました。2回戦で優勝最有力候補の中学校を倒していたことすら知らず。。。笑

 

記:えっ。。。笑

 

C:そうなりますよね笑でもこれってすごく大事だと思うんです。先のことばかり考えて行動できないことって多いですよね。年齢を重ねれば重ねるほど先が不安になったり、いろんな行動できない理由ができたりと。でも何かを起こすには行動が必ず必要です。後先考えずに行動しろって言いたいわけではなくて、考えるだけでは何も進まないよ!って僕は言いたいんです。この行動についてはもう少し先に経験談とともにお話ししますね。

 

記:楽しみにしてます!それで?それで?4回目の対戦はどうだったんですか?

 

C:結果は。。。。4度目の敗戦笑

 

記:残念。。。でもまだ全国大会が残ってますね!ドラマや漫画だと日本一を決める試合でついに勝利!っていう一番美味しい展開ですよ!もしかして。。。?

 

C:現実はそんなに甘くないみたいです笑僕たちも相手のチームもベスト○で敗退してしまいました。結局1回も勝てないままでした。

 

記:うぅぅ。。。残念です!でも素晴らしい体験をしましたね!

 

C:はいっ!この時の経験が今後の人生にも大きく影響していることは間違い無いです。逆に失敗につながることもあるんですけどね笑

 

記:こんな素晴らしい体験が失敗に繋がるんですか?

 

C:成功体験が人を成功させるとよく言いますよね!もちろんそうだと僕も思うんです。でもその逆もあると僕は思うんです。成功体験が人を悪い方向に導くことも。簡単にいえば自尊心が強くなりすぎて、必要以上にプライドを持ってしまうことや、楽観的になりすぎたりなどです。僕は成功体験で天狗になりました笑あっ!でも中学生の時ではないですよ。それはもう少しだけ先の話です。

 

記:どんなことにもメリットもあればデメリットもあるということですね。全国大会を経験したCoach-T少年がどんな高校に進学して、どんな経験をしていくのか楽しみですね!

 

C:そうですね!何事にもいろんな角度から物事を捉えられる人になりたいですね!今の僕はまだまだですね。まだまだ固定観念が強いと思います。あっ!もしかしたら言い忘れてるかもしれませんが。。。全国大会に出たのは僕が中学2年生の時です。もちろん試合にはしっかり出てましたよ笑3年生の時は。。。また次回に!

 

今日はこのへんで!

今回のブログのポイントは発言力、自分で考える、無知の力、行動です。

全て今の私に繋がっていますし、私のコーチングにも活用されています。

皆さんも自分の人生を振り返ると、今の自分を作り上げたのはあの経験だなぁ。と気づくことがあると思います。是非振り返ってみてください!ここでは恥ずかしくて書けないようなあんなことやこんなこと。。。いろんなことを思い出して結構楽しいですよ。

 

文章長くて読むのに疲れちゃいましたか?

まだまだ不慣れなもので。。。ご意見、アドバイス等ありましたら

コメントよろしくお願いします!

(って言いながら、ただ単にコメント欲しいだけだろっ!)

次回は高校進学〜書いていこうと思います。

最後まで読んでありがとうございました!

ではではまた次回にお会いしましょー!!