プロコーチがこっそり教える「プロコーチへの道のり」

プロコーチに必要だと私が考えるスキルや思考、人間性など、私の実体験をふまえて説明しています。

自己紹介12(社会人編①)

みなさんこんにちは!

Coach-Tです。

 

前回は

 

見た目で他人からの評価は変わるし

自分の行動は他人の評価(その見た目)

に寄っていく

 

でしたね!

そのためにコーチは

 

自分はどう思われたいのか?

思われたい自分に見合った行動(見た目)

をしているか?

 

を常に意識しておかなければならない。

コーチというのは

バスケットの指導力以前に

コーチ自身の人間性がとても重要だと思います。

 

さて今回は社会人編です。

大人になったCoach-T!

どんな社会人になっているのでしょうか。

これから書いていきますね!

 

 

「大規模案件を終わらせに南の島にやってきたプロジェクトリーダー」の写真

 

(新たなスタート!!って感じだね)

 

 

 

インタビュー記事

 

記者:こんにちは!Coach-Tさん。

今日から社会人編ですね。

社会人経験をした

プロバスケットボールコーチっていませんよね?

とても興味があります。

 

Coach-T:こんにちは!

そうですね!どこのチームの人を見ても

同じような経歴の人はいませんね。

とはいえ

特別なことは何もありませんよ!

みなさんと同じように

普通のサラリーマンをしていました。

 

記者:どのようなお仕事をなされてたんですか?

 

C:僕は食品会社の工場勤務でした。

きっと記者さんも1度は食べたことある商品ですね

 

記者:えっ?なんだろー?

工場勤務だったんですね!

そこで学んだことはありますか?

 

C:そうですね!

そこはほんと皆さんと同じで

お金を稼ぐって

こんなに大変なんだな!ってことですね。

 

記者:業種によって利益の上げ方は違いますが

食品工場ではどのように

利益をあげていたんですか?

 

C:色々ありますが

僕が1番手がけていたのは

生産効率を上げることです!

 

記者:生産効率が上がれば

1つの商品にかかる費用が下がりますもんね。

 

C:そうですね!

僕は大きな機械を使ったラインを

任されていました。

その機械では

お肉の味付けから袋詰めまでしてくれます。

1分間に25パック作れば利益になる仕組みです。

 

記者:具体的な数字があると

取り組みやすいですね!

 

C:はい!

最初は慣れていないので

1分間に20パックという

スピードからはじめました。

慣れていくにつれて

20パックが25パックになり

機械の限界の30パックまで

作れるようになりました。

 

記者:すごいじゃないですか!

 

C:そこからさらに改良して

最終的には35パックまで作れるようになり

さらに

3人いた作業員を1人に減らしました。

 

 

「諦めない!絶対できる!」の写真[モデル:Max_Ezaki]

 

(こんな熱苦しい男じゃないけど😅)

 

 

 

記者:えぇー!どうやってそれができたんですか?

 

C:機械は同じ作業を永遠に繰り返します。

なので、同じ機械で同じ設定で作れば

永遠に同じ形のものが出来上がります。

でも何千回、何万回と繰り返す中で

少しずつ誤差が出てきます。

その誤差のせいで

不良品ができてしまいます。

 

記者:うんうん!

 

C:正しい工程を踏めば正しいものができ

間違った工程を踏めば間違ったものができる!

さらに言えば

不良品にもいろんな種類があるので

その不良品を見れば

どの工程にミスがあるのかがわかるんです。

 

記者:ほうほう。。。

 

C:すみません!なんか小難しい話になってますね。

簡単に言えば正しい工程を繰り返せばいいんです!

もっと生産性を上げたかったら

改良できる工程を探して改良すればいいんです!

 

記者:そういうことですね!

 

C:僕はその仕組みがとても楽しくて

夢中でハマっていましたね!

でも

これってバスケットでも同じですよね?

 

記者:というと?

 

C:単純に

 

正しい練習を

繰り返せば上手くなるし

間違った練習を

繰り返しても上手くならない!

 

ってことです。

それと

 

上手くいかないことには

必ず原因があるから

その原因を探って潰していく。

精度を上げるためには

改良できるところを探して

そこを改良すればいい!

 

ってことですね!

 

記者:なるほど!

 

C:僕は理論的に考えてプレーする選手

ではなかったので

この経験がコーチになってから

すごく役に立っています!

って言っても

これに気づくのは

まだまだずーっと先の話ですけどね😅

 

記者:生活のいろんな所にヒントが隠れているんですね!

 

C:そうですよ!

でもその瞬間に気づくのは難しいと思います。

だから自分を振り返るのは大事なんだと思います。

 

記者:振り返りかぁ。。。

恥ずかしい思い出しか出てこない😂

 

C:それもまた人生ですね!

このラインで生産性を上げたことで

次のラインを任されるようになりました。

そこは今までと同じ

味付け+袋詰めを

人が手作業でやるラインでした。

 

記者:手作業で?

 

C:はい!

機械でやったことを

ここでもやってくれと言われて。。。

とはいえ相手は人間です。

機械のように

毎回同じ動きをしてくれるわけではありません。

 

記者:ですよね😅

 

C:それでもミッションを与えられた以上

やるしかないので頑張りましたよ!

そのおかげで学ぶこともたくさんありました。

 

記者:機械から人。

その変化がCoach-Tさんを

どのように成長させたのか楽しみですね!

 

C:この話は次回に持ち越しましょ!

また話が長くなるんで😁

 

記者:わかりました。。。

では次回を楽しみにしてますね!

 

 

 

 

 

 

 

 

本日のキーワード

 

本日のキーワードは

 

正しい練習を

繰り返せば上手くなるし

間違った練習を

繰り返しても上手くならない!

 

上手くいかないことには

必ず原因があるから

その原因を探って潰していく。

精度を上げるためには

改良できるところを探して

そこを改良すればいい!

 

この2つですね!

バスケットボールで例を挙げるなら。。。

 

私はファストブレイクコーチです。

ファストブレイクでスコアできるように

日々の練習の中で

フルコートの1on1,2on1,3on2

をおこないます。

その結果

毎試合ファストブレイクポイントが

20点以上あります。

これなら成功ですよね!

しかし

毎試合ファストブレイクポイントが

2点しか取れません。

となるとどうでしょう?

失敗ですよね!

その原因が練習の中にあるはずです。

ファストブレイクで走っているコースが悪いのなら

トランジションドリルの方法

もしくはドリル自体を

変更した方がいいかもしれません。

走るコースはうまくいってるけど

レイアップが入らないのであれば

レイアップドリルが必要です。

そもそもトランジションが出ないのであれば

ディフェンスやリバウンドの

練習が必要かもしれません。

 

といった風になります。

ですが。。。

コーチとして1番難しいのは

「私はファストブレイクコーチです!」

という風に

 

自分が望む結果を明確にしているか!

 

ですね!

これを持っている人は少ないと思います。

1番大事で1番難しい。。。

あっ!

でも難しく考えすぎないでくださいね!

要は自分が好きなバスケットをやればいいだけですからね!

 

これ以上書くと

もっと難しい方向にハマってしまいそうなので

今日はこの辺にしておきます!

今日も最後まで読んでいただき

ありがとうございました!

次回は社会人編②で

お会いしましょー