プロコーチがこっそり教える「プロコーチへの道のり」

プロコーチに必要だと私が考えるスキルや思考、人間性など、私の実体験をふまえて説明しています。

自己紹介11(大学生編)

みなさんこんにちは!

Coach-Tです!

 

前回は

 

どうすればいいか

わからなかった僕たちに

レールを引いてくれたんです

 

がキーワードになっていました。

どうすればいいかわからなくなった時

レールが敷いてあれば

迷わず前に進むことができますよね!

そのレールを敷く為には

 

選択肢を絞らなくてはいけない

 

ですよね!

迷う理由は選択肢がたくさんありすぎるからです。

選択肢を絞ることは

前に進むためには必要なことですよ!

そして

個人でも複数人の集団でも

意思決定するときには

必ず必要になります。

 

前置きはこの辺にして

今日は大学生で学んだことを書きます。

今日も最後まで

お付き合いくださーい!

 

 

 

(海外の大学に憧れる。。。😂)

 

 

インタビュー記事

 

 

記者:こんにちは!Coach-Tさん。

今日は大学生編ですね。

どんな話が聞けるか楽しみです。

 

Coach-T(以後はC):こんにちは!

大学時代の僕は

The大学生!!

って感じでしたね😅

 

記者:それも大学生の青春ってやつですからね。

 

C:僕は関東の大学に行けなかったことで

バスケットは諦め、生活もめちゃくちゃでした。

練習時間の少し前に起きて

練習して

帰ったらゲームして。。。

って感じで。

見た目も

ロン毛でヒゲ生やして

チャラい大学生!って感じでしたね。

 

記者:えっ😂チャラい大学生!

 

C:そんな見た目にしたのにも

一応理由はあるんですよ!

 

記者:どんな理由ですか?

 

C:僕はずーっと真面目にバスケットボールと

向き合ってきました。

友達が遊びまわっていても

僕は必死にバスケットの練習をしてきました。

友達が髪を染めたりピアス開けたりしてた時も

僕は校則違反でチームに迷惑かけたくない

チームの評価を下げたくない

そう思って我慢してました。

でも。。。

学校の先生や友達の評価は違っていました。

先生たちは

少しヤンチャぐらいの方が

人間味があっていい!

って。。。

友達からは

真面目すぎるよ!

とよく言われていました。

 

記者:私のまわりにもそんな子がいた気が。。。

 

C:でしょ?

僕はそれがすごく嫌でした。

公平に評価してほしい!

そう思っていて

常に損をしている気がしていました。

 

記者:うんうん。

 

C:それでチャラい格好をするようにしたんです。

そしたら

生活までダラけてしまいました😅

そんな格好をしているときは

本当に楽でした。

ちょっと頑張ったら褒めてくれる

やらなかったら手伝ってくれる

本当にこうなるんだ!

って思いましたね😁

見た目が違うだけで

こんなにも評価が違うんだって気づきました。

そしてもう1つ気づいたことがあって

それは

みんな僕のことを助けてくれるんです!

 

記者:それもなんとなくわかる気がします。

なんというか

真面目すぎる人より接しやすいですよね!

 

C:そうなんですよ!

高校生の時は

一人で黙々とやるタイプで

僕に声かける人はあまりいませんでしたけど

大学生の時は

逆に一人じゃなにもできないと思ってもらえて

「面倒臭い」「わからない」

「教えて」「代わりにやって」

って言えば誰かが助けてくれてましたね😁

最初はどこか申し訳ない気もあったんですが

それに慣れてくると

誰かやってくれるからいいや!って

適当な人間になっていきましたね。

 

 

「足上げてイヤイヤする双子の子供」の写真[モデル:あおみどり]

 

(これはただの駄々っ子😓

いや。。。子供が寝てるだけか?😂)

 

 

記者:甘え上手ですね。

 

C:甘えるのも上手くなりました😁

そんな生活をしていて気づいたんです。

 

見た目で他人からの評価は変わるし

自分の行動は他人の評価(その見た目)

に寄っていく

 

って。

でもこれってコーチの素質として

すごく大事なことだと思います。

上述したこととは逆の発想ですが

見た目がだらしないコーチだと

このコーチだらしないな!

このコーチについて行って大丈夫か?

みんな不安になる。

コーチ自身も

周りからだらしない人だと評価を受けたら

だらしないと思われてるからいいか!

って、見た目と同様にだらしない行動を

とるようになってしまう。

きっとそういうチームは

勝負所でコーチを信じることができずに

接戦には勝てないし

コーチに規律がないから

チームのいろんなところで

問題が発生してしまう。

そうなるとチームとして成り立たないですよね。

 

記者:そうですね!

でもそれは人それぞれではないですか?

しっかりしてる人はしてるのでは?

 

C:周りからだらしない人だと評価されても

俺は違うっ!って思う人もいるでしょうね。

僕が言いたいのは

人は印象(第一印象は特に)で判断されやすい

ということと

その判断に流されやすい

ということです。

 

記者:印象を変えるのは難しいですもんね。

それなら最初から良い印象の方が

お得ですよね!

 

C:そうそう!

だらしないコーチの

逆もそうです。

選手から

コーチは真面目すぎる!怖い!話しかけづらい!

そう思われてしまうと

選手の意見を聞くチャンスを逃してしまいます。

コーチ自身も

困った時に周囲に甘えられず

アドバイス

助けをもらえにくくなってしまいます。

そうなると

独裁的な状況になり

これもチームとしては成り立ちません。

 

記者:そこでうまく混ぜる!ですね

 

C:そうですね!

バランスが大事だと思います。

 

練習中とそれ以外で

雰囲気を変えるなど

チームのルールの中で

そのバランスを出すのが大事です。

例えば

練習以外では

選手の趣味について

自分から積極的に話しかけたり

してみるのもいいかもしれません。

身近な会話をすることで

距離が近づいて

話しかけやすくなりますよね。

シーズン中とオフシーズン中でも

変化はつけやすいですよね。

シーズン中は

体のラインが分かりやすいタイトなシャツを着て

髪型も短髪で前髪も上げてるけど

オフシーズン中は

少し大きめのシャツを着て

髪も少し伸ばして前髪も流すとか。

そうやって雰囲気を変えることで

印象も変わりますよね。

 

 

 

 

 

「誇張しすぎたフリー素材モデル」の写真[モデル:大川竜弥]

 

(やりすぎだろっ😤)

 

 

 

記者:たしかに!

会社の上司も

仕事中はいつもピリピリして話しかけにくかったけど

偶然休みの日に会った時

リラックスして優しい雰囲気で

えっ?本当に〇〇さん?って驚くことあります😁

でもそれをきっかけに

仕事中も話しかけやすくなりますよね。

 

C:そうそう!それです!

記者さんの方が良い例ですね😂

選手との距離は近すぎても遠すぎてもダメ!

適切な距離感を保つためには

必要だと思っています。

そうはいっても

できない人もいると思います!

実際僕も苦手なんで😅

そういう人は

アシスタントコーチなどを使えばいいんです。

アシスタントコーチの仕事は

ヘッドコーチと選手のパイプ役ですからね。

 

記者:なるほど!

 

C:僕が大学3年生の時

卒業した先輩が

アシスタントコーチになってくれたんです。

その人はめちゃくちゃバスケ上手くて

面倒見もいい人だったんですが

見た目がとても怖くて。。。

それはいいとして😅

そのアシスタントコーチは

僕がコーチの考えに納得できなかったり

試合中に良いプレーができなかった時は

いつも僕に声をかけてくれて

コーチの考えを伝えてくれました。

その人のおかげで

選手はヘッドコーチと良い距離感で

接することができたと思います。

 

 

「逃げ切れず捕まってしまった → 悲惨なバッドエンド02」の写真[モデル:さとうゆい]

 

(もしかして怖いアシスタントコーチ?

怖いけど。。。怖い違いでしょ😤)

 

 

 

記者:アシスタントコーチって大事ですね!

 

C:僕も後にアシスタントコーチになるんですが

彼を参考にした部分は多いですね!

 

記者:それで大学生の時は

成績は残せましたか?

 

C:3年生の時にインカレに出場しました。

リーグ開幕前は2部に降格かな?

っていう評価だったんです。

でも

アシスタントコーチのおかげでが

チームがうまく機能して

気づいたらリーグ戦を勝ち抜いていました。

チーム内で不満の声はほとんどなく

すごく良いチームでしたよ!

 

記者:凄いじゃないですか!

じゃあ4年生時にも期待できますね

 

C:それが。。。

4年生になった時

そのアシスタントコーチが辞めちゃったんです。

そしたら

選手とコーチの関係も

選手間の関係も悪くなって

リーグ戦で1勝しかできなかったです。

 

記者:そんな。。。

でもなんで急にダメになったんですか?

 

C:もともとコーチと選手との距離がとても近くて

それを良いと言う選手もいれば

不公平な感じがして嫌だという選手もいたんです。

実際コーチがどう考えていたのかはわかりませんが

試合に出れてない選手から見れば

コーチと試合に出ている選手が仲良くしていたら

不公平さを感じてしまうのは

当たり前ですよね。

それと

コーチというより

友達のような感覚になっていたので

大事な場面でコーチに指示されても

それに従わない選手が出てきました。

 

記者:そのバランスを

アシスタントコーチがとっていたんですね。

 

C:そうですね!

もちろん僕たち選手が

しっかりやれば問題なかったんです。

ただ。。。それができなくて。

コーチの文句や

違う選手の文句を言ってばかりでした。

アシスタントコーチがいてくれたら

もしかしたら

違った形になっていたかもしれませんね。

 

記者:チームを作るって

すごく難しいんですね!

 

C:そんなこともあって

僕はバスケットが大嫌いになりました。

卒業後は全くバスケットと関わらず

仕事に専念していましたよ。

 

記者:ここまでずっと

バスケットに関わってきたのに

少し寂しい気もしますね!

 

C:そうですね!

でもこの期間に学ぶこともたくさんありました。

それは次回にしましょう!

 

 

 

 

 

本日のキーワード

 

本日のキーワードは

 

見た目で他人からの評価は変わるし

自分の行動は他人の評価(その見た目)

に寄っていく

 

でしたね!

これはコーチになった今でも

すごく注意していることです。

自分はどう思われたいか?

思われたい自分に

見合った行動(見た目)

をしているか?

常に自問自答しています。

今の僕はオフシーズン中ですので

選手とは会うことはほとんどありません。

会うとしても仕事としてではなく

プライベートで会うぐらいです。

なので

髪は伸びてるし

(コロナで切りにいけないだけですが)

ヒゲも生やしてます。

ですがシーズン中は

意思が強くてブレない人と印象つけるためにも

短髪で前髪も上げて

ヒゲは毎日剃っています。

 

コーチは時に大事な判断をしなくてはいけません。

そんな時に一番大事なことは

芯がブレないことです!

見た目や行動がブレていたら

大事な局面で発するコメントに

力(想い)が乗ってくれない。

それはなぜか

聞き手側が

このコーチは意志が弱くブレやすい!

と普段の見た目で印象ついているからです。

だからコーチは

 

自分はどう思われたいか?

思われたい自分に

見合った行動(見た目)

をしているか?

 

常に自問自答し続けなくてはなりません。

でもこれは

コーチだけではありませんよ

世の中のお父さんお母さん!

あなたもですよー

お子さんはあなたの行動を見ていますからね😁

俺、私は独身だから関係ない!

そう思っているあなた!

もちろんあなたもですからね!

いつ誰がどこで見ているかわからないですよ!

ってストーカーみたいで怖いですね😁

 

ってことで

今日はこの辺でお別れです!

うまく話を整理できなかった。。。

読んでる人も

何が言いたいかわからない

そう感じてしまったらごめんなさい!

もっともっと文章力を身につけます!

成長を見守ってあげるぐらいの

親心を持って

温かい目で読んでいただけたらと思います。

次回は

社会人編で!

ではではー