プロコーチがこっそり教える「プロコーチへの道のり」

プロコーチに必要だと私が考えるスキルや思考、人間性など、私の実体験をふまえて説明しています。

自己紹介⑧(高校生最後②)

みなさんこんにちはー!

Coach-Tです!

 

前回は

 

ネガティブシンキング

失敗体験が人を成長させる

 

そして

 

混ぜる

 

でしたね!

失敗体験によって

行動が慎重になり

慢心や楽観的な考えがなくなる。

でも

それだけだと怖くて前に進めない。

なので

ときには成功体験を思い出して

思い切った行動も必要です。

っというように

失敗体験も成功体験も

混ぜることが必要だと

前回のブログで話しました。

 

さて

今日はCoach-T少年が

最終学年になり

インターハイ出場に向けて

努力した話です。

果たして

インターハイ出場の目標は叶ったのか。。。

それでは

今日も最後までお付き合いください!

 

 

「波打ち際でジャンプするハッピーな若い女性三人組」の写真

 

いいなー

こんな青春送りたかったな。。。

(いやいや。。。

あなた高校生活が1番充実してたって言ってた😅)

 

 

 

インタビュー記事

 

 

記者:こんにちは。Coach-Tさん。

今日こそは高校生のお話を

最後までお聞かせくださいね😌

 

Coach-T(以後はC):よろしくお願いしまーす。

はい😅もちろんです!

 

記者:では早速ですが、前回の話で

Coach-T少年たちは

インターハイに出たい!

と口に出していうようになった

ということでしたよね。

先輩たちの時とは違って

みんなの目標が1つになって

みんなのモチベーションも高く

好スタートを切ったように思えますが?

 

C:そうですね!

先輩たちの姿を見て

僕たちは危機感を持ちました。

練習からハードに取り組み

チームとしては好スタートを切れました!

チームとしてはね。。。でも僕は。。。😅

 

記者:Coach-T少年は

うまくいっていなかったんですか?

 

C:僕は最上級生になってから

常にスタメンで試合に出ていました。

ですが

みんなの足を引っ張っていて。。。

 

記者:インターハイを狙うチームで

スタメンだなんて

それだけでもすごいじゃないですか!

 

C:そんなことはないですよ。

当時の僕は

点を取ることがチームに貢献することだと

考えていました。

でもなかなか点が取れなくて

それで焦って

より一層無理に攻めて。。。

その悪循環にハマっていましたね。

 

記者:チームに貢献できない辛さ。。。

私には計り知れませんが

相当な苦労だったんですね。

 

C:はい。。。

そんな状態のまま

僕たちは冬の大会で(新人戦)

市大会、県大会を勝ち上がり

〇〇地区大会の準決勝まで進みました。

 

 

記者:〇〇地区大会の準決勝!

すごいじゃないですか!

 

C:相手は〇〇県1位ですが

何度か対戦したことがあって

1度も負けたことなかったんですよね

でも。。。😂

 

記者:えっ?まさか。。。

 

C:そのまさかです😅

1点差で負けてしまいました。

しかも僕のミスで。

最後の1プレーで

僕はノーマークになって

確実に得点できるチャンスだったんですが

キャッチミスして試合終了でした。

 

 

 

 

 

「はいはい、大変申し訳ございません」の写真[モデル:大川竜弥]

 

(絶対反省してませんよね。。。😤)

 

 

 

 

記者:そ。。。それは。。。

悔しいですね!

 

C:悔しいというより

申し訳ない気持ちしかなかったです。

それまでのこともあり

次第にチームメートから

お前のせいで負けた

とか

お前が出るぐらいやったら

俺がスタメンになった方がいい!

とか

デカいだけでスタメンになれて

苦労もせずに楽だよねー

などと

言われるようになりました。

 

記者:それは。。。辛い経験ですね。

 

C:その通りだと僕も思ったので

できない自分を変えるためにも

本当に必死に努力しましたね。

 

記者:その努力が実った。。。

ということですか?

 

C:それは少し違います。

結局僕を救ってくれたのは

僕自身の努力ではなく

顧問の先生の言葉でした。

 

記者:どのような言葉をかけてもらったんですか?

 

C:点を取れなくて悩んでいた僕に

バスケットは5人でやるものだ。

5人それぞれに役割があって

その役割を果たせばいい

そう言ってくれて

「点は他の選手に任せればいい。

みんなが安心してシュートを打てるように

お前の仕事はリバウンドだ。」

と仕事を与えてくれました。

その瞬間に

気持ちがすごく楽になったことを

今でも鮮明に覚えています。

 

記者:その言葉に救われたんですね!

 

C:はい!間違いなく救われました。

リバウンドに専念すると

リバウンドが取れるよになり

チームメートからの批判は

少しずつ無くなっていきました。

 

記者:言葉ってすごいですね!

どんな言葉をかけるかで

相手のモチベーション

行動に変化を与えられる

んですね。

 

C:その通りです!

言葉の力は大きいですね!

その人の人生さえ

変えてしまう力を持っています。

そしてその言葉は

いろんなところに転がっています

よね!

家族、友達、恋人との

何気ない会話にも

テレビや雑誌のコメントにも

僕のように

顧問の先生の言葉にも。

 

記者:そうですね!

自分にない価値観や

発想を聞いて

ハッとすることありますものね!

 

C:だからコーチになった今

どれだけそういった言葉をかけてあげられるか

それが重要だと思っています。

 

記者:それがコーチとしての喜びなんですね!

ですが、

そのためにはたくさんの知識や経験が必要ですね。

 

C:自分の経験には限界があります。

しかし知識には限界はありません。

だからコーチは常に学ばなくてはいけません

その方法の1つとして

たくさん本を読むことは

とても大事だと思っています。

単純に知識がつきますからね。

 

 

 

「スマホゲームに必死なエト牛」の写真[モデル:古性のっち]

 

(これ勉強というより。。。

スマホゲームしてますよね😅

真面目に勉強しろ😤)

 

 

 

記者:学びは幾つになっても

どんな立場になって

大事なんですね。

 

C:そうです!

でも本を読むメリットは

知識を得るだけではありません。

その人の経験談が聞けるんです。

海外のコーチと喋る機会なんてないでしょ?

超有名人と話す機会もないですし

過去の名コーチなんて

既に亡くなっていて

話を聞くチャンスなんて0なんですから😅

でも

本ならそれを全て叶えられる!

だから

本を読むのはオススメです!

って偉そうなこと言っていますが

僕はコーチングを始めた頃

自分の知識と経験だけで指導して

たくさん失敗しました😂

 

記者:私も本を読むのは好きです。

いろんな価値観を持った人がいるんだと

発見できますからね。

 

C:そうなんですよ!

その時の背景なども見えてきて

面白いですよね!

言葉の話の続きですが

受け取る側にも必要なことがあります。

それは

常に求める

ということです。

求めていないものには与えられない!

とまでは言いませんが

興味を持っていないと

気づかないこと多いですよね。

例えば

車が欲しい!それもスポーツカーが欲しい!

と思ったら

今までは全く気にしていなかった

その辺を走っている車に目が行き

その中でも特に

スポーツカーには目が止まるようになりますよね。

そういった経験は誰もが体験してるはずです。

だから

常に求めることは必要なんです。

 

記者:確かに。。。

興味がないことには

注意してみないと気づかないことは多いです。

 

C:受け取る側に興味があれば伝わる

それがわかったなら

今度は話し手側が

興味を持たさなくてはいけませんよね。

 

記者:例えばどんなふうに?

 

C:そうですね!

一番いいのは

答えを全て言わないことですね。

そうすれば

そのことについて考える。

考えるなかったとしても

気にはなりますよね。

気になる存在にしておけば

興味を持ってくれる可能性が出てきます。

また

考えさせることで

考える癖をつけてもらえるので

低学年にはとても大事なことだと思います。

 

記者:気にさせるですか。。。

なんか恋愛に似てますね!

とりあえず告白して

相手に意識させる。。。

みたいな😀

 

 

 

「明日の予定キャンセルしたよ」の写真[モデル:ゆうせい]

 

(いやいや。。。これフラれるやつ😂)

 

 

 

 

C:そ。そうかもしれませんね。

僕は恋愛経験少ないのでわかりませんが😅

ってなに言わすんですかー😂

気にさせる以前にもっと大事なことがあります。

それは

コーチの人格

です

 

記者:確かにそうですね!

 

C:いつも怠そうにしているコーチに

ハードワークしろっ!

と言われても説得力がない

と以前話しましたよね。

そんな反面教師ではなく

話を聞いてもらえる存在になれるように

常に自分を律しておかなければならないと

僕は思います。

 

記者:それがコーチとしての人格ですね!

 

C:コーチとしての人格

これを見過ごしているコーチはとても多いです。

僕はNBAでアシスタンコーチの経験がある

アメリカ人コーチの元で

アシスタントコーチを経験したことがあります。

そんな優秀だと言われている人でさえ

それを見過ごしていました。

だから僕は

バスケットの知識や

コーチングスキルなど以前に

まずは自分がコーチとしての人格を

持ち合わせているか

それを考えて欲しいです。

 

記者:これに関しては

すごい熱量でお話になりますね

 

C:そうですね!

このブログを始めようと思った

きっかけの1つが

コーチとしての人格ですからね😀

 

記者:この熱量のまま

高校生最後までお話を

聞かせてもらいたいのも山々ですが。。。

今回はかなり長いので

今日はこの辺にしましょう。

 

C:記者さんから

話を終わらすのは珍しいですね😁

では

続きは高校生最後③でしましょうね

 

記者:高校生最後が終わらないー😭

 

 

 

 

 

 

 

 

本日のキーワード

 

今日は目標を叶えるために必要なこと

ではなく

コーチになってから必要なこと

がキーワードになっていましたね!

 

バスケットは5人でやるものだ。

5人それぞれに役割があって

その役割を果たせばいい

 

僕はこの言葉に本当に救われました。

でも

これはバスケットだけではないですよね。

仕事でも家庭でも

どんなことにも当てはまると思います。

 

どんな言葉をかけるかで

相手のモチベーション

行動に変化を与えられる

 

これも同じで

バスケット以外でも言えることです。

その場面場面によって

口調や声量、ジェスチャーなど

も大事だと思います。

言葉はその人の

知識や経験からくるものなので

 

コーチは常に学ばなくてはいけません

 

そしてその言葉は

 

いろんなところに転がっています

 

だから受け手側も

 

常に求める

 

ことが必要です。

求めていないと気づかないことは

多々ありますからね。

 

そしてさらに

話し手側は聞き手に

 

興味を持たさなくてはいけません

 

その興味を持たせる方法の1つとして

 

答えを全て言わない

 

とても大事です。

答えを全て言わないことで

興味を継続させたり

考えるようになりますからね。

そして何よりも大事なのは

 

コーチの人格

 

です!!!!

人に求めることは

自分が実践していなければ

伝わりません。

正しいことを言っても

理不尽に聞こえてしまいます。

 

大人ってずるいよな。。。

 

みなさんも1度は思ったことありますよね?

先生に注意されて

 

お前に言われたくねーよ!

(口悪い。。。😭)

 

って

思ったことありませんでした?

僕はこんな経験がたくさんあって

こんな大人にだけはなりたくない!

っていう思いが強かったです。

 

今日のキーワードは

コーチという職業に限らず

会社でも家庭でも

重要なポイントだと思うので

みなさんも1度は

自分の行動を見直してみても

いいかもしれませんねー!

(お前がな😤)

 

っということで

今日も長い文章にお付き合い

ありがとうございました!

次回こそは!

高校生を終わらせ。。。ると思います😅

(いつまで続けんだよ!)

 

ご意見などありましたら

是非!コメントくださーい!!